2007.10.29 Monday
15:00 | posted by
ikeda
Windows Vistaに「Windows Readyboost」という機能がある。
これはUSBメモリやSDメモリなどの半導体メモリをキャッシュとして利用することでWindowsの高速化を実現する機能である。実メモリが追加しにくいNotePCなどには特に効果的な機能である。
LOOX U50でこの機能を使えば高速化だけではなくHDDへのアクセス減によるバッテリーの持ちの向上も期待できるし、良いことずくめのような気がしたので早速、試してみることにした。
幸いLOOX U50には「SDカードメモリスロット」が付いているので、これを利用すれば携帯性を損なわずにWindows Readyboostに対応可能である。使用するSDメモリは高速であればあるほど効果的なので「SanDisk Extreme III SD 2GB SDSDX3-2048-903」をAmazonにて5,380円で購入。これは読み書き20MB/Secという高速SDカードである。
さて、SAN DISKが届いたので、実際にLOOXに差し込む。Windows Readyboostで使用するかどうかを聞いてくるので、「使用する」を選択。
ところが、「メモリカードのパフォーマンスが十分ではないのでWindows Readyboostでは使用できません」の冷たいエラーが・・・。
そんな筈はないと、HDBENCHにてSDメモリの速度を測ったらRead:1.6MB/Sec、Write:3.7MB/Sec程度しか速度が出ていないことが判明。
ちなみに古いLet's Noteに同じSDメモリを差して計測したらRead:8.1MB/Sec、Write:14.1MB/Sec程度の速度が出た。
【結論】LOOX U50の内蔵SDスロットは転送速度が遅いのでWindows Readyboostには使用できない(T_T
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