ここ最近、色々と忙しく過ごしていましたが、そんな中、大きな事件がありました。
9/17、義父(つまり妻の父)が病気のため亡くなりました。
私は運悪くちょうど韓国出張中だったのですが、翌日の飛行機で大急ぎで帰国しなんとか通夜に列席できました。
義父は1年ほど前から入退院を繰り返していましたし、9月の初旬に見舞いに行ったときにはかなり具合が悪そうだったのである程度覚悟はしていましたが、やはりショックですね。
幸いにして私の両親も、妻の両親も今まで健在でしたので身近な人間の死はこれが初めてで、あまり実感を伴わないというのが正直な気持ちです。
さて通夜の時のお坊さんの話に興味深い話がありました。
義父は享年70歳でした。日本人男性の平均寿命は78〜79歳ぐいらいですから短い気もしますが、仏教の世界では生まれ落ちたときにすでに寿命は決められているそです。
それを定命といい、元々決められたものであるから、周囲の人間は「こういう事をしてあげればもっと長生きできたかもしれない」などと悔やむ必要はないとのことでした。それを聞いてちょっと救われた気がしました。
そして70年という一生は決して短くなく、今の日本人男性の10人に3人は75歳までに亡くなっているとのことでした。
さて、お坊さんの話の裏付けとなる資料を探していたら厚生労働省のホームページで
「生命表」なる統計資料を発見しました。
聞き慣れない言葉ですが、各年齢における生存率や平均余命の統計表でなかなか興味深い資料です。
たとえば男性で100歳まで生きる確率は1.48%。女性の場合6.7%。男性の4.5倍です。
男性の1.48%も思っていたより高い数でしたが、女性の6.7%にはかなり驚きました。日本の女性は本当に長生きなんですね。
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